2010年2月17日水曜日

五輪

巷では銀、銅の話題でいっぱいいっぱいだ。
バンクーバー冬季オリンピックで日本勢が初メダルを手にした。
マスコミも、大新聞も、日刊現代までも大騒ぎだ…。
やっと国民をテレビに釘付けにする話題が出来た。
民放局は朝から晩まで…。

いま舞台になっているバンクーバーってどこ?
カナダ…。
世界で2番目に広い面積を持つ国だ。
カナダのどこ。
西、東、北、南…、大西洋、太平洋?
明確に説明できないのは私だけなのかなぁ…。
たぶん太平洋側の北にある港町だろう…。

東京オリンピック開幕式の日に生まれた私。
初めて見たオリンピックは1976年のカナダモントリオール。
オリンピックで韓国選手が初めて金メダルをとった。
1936年、マラソンでの金メダルは日本国として…。

昨日、ショートトラック以外の競技で韓国選手が冬季オリンピック初の金メダルをとった。同じくカナダで…。
今日も女子500mで金メダル…。
男女金メダルを同じ国が独占したのも冬季オリンピック初だ。

韓国のマスコミも大騒ぎだ。
家族のインタビューはもちろん子とも時からの映像を流しながら英雄化するのはどんな国も同じ…。

オリンピックを直接に見にいたことはない。
ソウルオリンピックもテレビ観戦。
初めて買ったスキー板がオリンピック。
高円寺オリンピック…。

2010年2月14日日曜日

旧正月

♪ もういくつねるとお正月
 お正月には 凧あげて
 こまをまわして 遊びましょう
 はやくこいこいお正月

旧正月が早く早く来るように、毎日カレンダーに赤いペンで真っ赤…。
1年365日のなかで一番好きで喜ぶ日。
凧をあげたり、こまをまわす暇などはない。
一年のなかで唯一稼ぐチャンスだ。
朝から忙しい。

韓国のどんな家庭でも必ず차례(チャレ)をする。
チャレば祖先に挙げる祭り事であり儒教の教えでもある。
山海珍味で祭壇の脚が折れそう、それには興味なし。
早く終わりにして捧げた食べ物をみなで分けて食べようと内心ねがいながら祖先に御辞儀をするのが正月の朝風景だ。

さっさと朝ご飯を済ましたら、これからが本番だ。
"새해 복많이 받으세요"(セへ ボッ マニ バドゥセヨ)
直訳すると「新年には福をいっぱいもらってください」の意味の挨拶を言いながら、御辞儀をする。待に待ったものが親から配られる。
お年玉。
感動感動。
まだまだ儀礼が残っている。お墓参り。お墓はけっこう遠いところにあって時間はかかるが、必ず済まさなけれはならないことでもある。

やっと稼ぐ時間が来た。
親戚に新年の挨拶回り。
ワル賢いガキだった私は経験上いただく金額の大きさによって回る順番を決めていた。
小正月まで15日間は挨拶に回り歩くが、勝負は3日間までだ。
それからは凧をあげたり遊べばいいなので、子どもには残酷な三日間の強行軍だ。

お金持ちになった気分も3日まで…、虎の目をした母が待っている。それでも悪賢いガキ大将はすべでを渡さない。何処かに隠す。子どもにも秘密がある。すくばれることだけと…。
長男だけに収入は多かった。いつも幸せな正月だった。成長に伴って金額は増えたが、いきなり大学2年生の時には止まってしまった。その代わりに激励のことばばかり。花より団子なのに…。

今では立場が逆転し、渡す役なのに異国で生活している理由を楯にしてあまり帰っていないワル賢いパク…。
今日は旧正月。
"새해 복많이 받으세요"

2010年2月11日木曜日

サーカス

いつもの休日なら朝から呑んだくれているのに、遠足の前夜に眠れない子どものように昨日はドキドキしていた。
生まれて初めてサーカスを観る愛しい妻と35年ぶりに観る私は朝9時30分にはもう家を出た。
東京ドームシティJCBホールの前には、子ども連れの若妻たちの群れや年寄りのグルプーや幼稚園児の団体で溢れてた。
ニクーリンモスクワサーカスの世界を観るために…。

確かに私の記憶が正しければ35年前の春だったと思う。
小学校4年生の時、釜山に初めて海外のサーカス団が来た。
釜山公設運動場のとなりにある体育館にひとりで観に行った。犬や熊や虎の演技はもちろん綱渡り、サーカスのだいごみ空中ブランコ。言葉の壁も乗り越えてしまうピエロの演技などなど。

平日の午前中なのに満員御礼のJCBホール。ポップコーンを片手に持ち温かいコーヒーで開演を待つ。
2部構成で10演目のサーカスは11時に始まった。
少年が夢見るサーカスの世界。謎の世界を少年と探検をする構成で中間休憩入れて弱2時間。
楽しく拍手をしたり踊ったりする私を抑えるのに精一杯の妻。
とっても楽しい時間はすぐ終わり現実に戻らなければならない時間は早く来るものだ。

35年前に観たものとあまり変わりがないと思うのはなぜだろうか。
「感動した!」と言えないのはなぜだろうか。
サーカスというものは確かに古いものだ。演じる演目も伝統的で変わりがないのだ。技術的に熟練する必要があるものだ。新たな演目を開発しないのもサーカスの伝統かもしれない。だからその時代時代に合わせるために照明や衣装や音響の部分だけ発達していると思う。

サーカスって新しいもので感動するものではなく、黙々技術を磨きあげ熟練しだ演技に感動するものだと思う。
温故知新の世界であろう。

2010年2月9日火曜日

閉店のお知らせ

5年間のご愛顧を、誠にありがとうございました


この江古田に産まれて5年目のパクちゃん家が
本年3月10日で閉店いたします。


韓国家庭料理の店として、皆様方に温かい応援を戴いてやってまいりましたが、

このたびの江古田駅周辺整備や道路拡張による再開発で、

残念ながら一時閉店と言う事になりました。

現在は移転先が見つからず当面は営業を停止しますが、

必ずやここ江古田に、

新たなパクちゃん家をオープンすることをお約束するとともに、

もっともっと食文化の勉強や研究に精進して、

再開店の際には韓国家庭料理の専門店として、

極上のうま味を地元の皆様にご提供出来るように努力してまいります。


新たなる「パクちゃん家」の展開にご期待くださいますよう
皆様方、よろしくお願い申し上げます。


パクちゃん家 店主及び従業員一同

2010年2月8日月曜日

引退

朝青龍が引退をした。
なぜ?理解出来ない。朝青龍自身も納得がいかないだろう。
自分は何も悪いことをしでいないと思っているかもしれない。
涙の引退会見でもなぜ引退するのか、マッタク納得いく説明がなかった。
品格、品格というが日本人が考えている品格の定義って何だろうか。
外国人である私にはよくわからない。
辞典の説明では「その人やその物に感じられる気高さや上品さ。品位」であるが…。
朝青龍には何が足りなかったのか。
青い草原を自由のまま走りかけっていた幼い少年が、日本に来てからは相撲一本道を歩んで来た人間だ。
土俵に上がれば鬼となるという人を育てたヒトは誰なのか?
その環境を作り上げたのは…。
強い横綱に熱狂し今まですべての不祥事を許してたのは相撲界そのものではなかったのか…。
わたしが知りたいのは引退の原因となった暴行事件の真実だ。

政界もファン太郎の引退で盛り上がっているようだ。
野党の世襲議員たちは「横綱も引退したのに」とか、「どういう判断をすべきか小沢氏はわかっていると思う」とか、自民党の谷垣氏は「黒に近い灰色だ」証人喚問を要求するという。
何としても小沢下ろしをしたいわけだ。
オイオイ!わがままファン太郎の問題とは次元が違うだろう。
根本的な問題に関しで一切説明もせずに引退してしまった相撲界のドンには日本の未来を考える必要も変える必要も無いだろう。
小沢独裁、小沢一党などなど言われながらも日本の為に敢行に進めて行く小沢氏は黒でもないし、灰色でもない。政治家小沢氏は今、ここに一番必要な存在である。国会での証人喚問に応じてハッキリ言って真っ黒自民党や大マスコミを永遠に黙らせてしまえば良いのだ。
検察や大マスコミによる「小沢=悪」は潔白無罪で終わった。
今、ここで引退をしなければならないのはヒトよりコンクリート大事にする人々や問題起きると品格品格と騒ぐ年長けた連中ではないのか。

「あなたの見方」警視庁が朝青龍を調査するという。
逃げ足速いファン太郎はハワイのビーチでのんびりしているのに…。

2010年2月7日日曜日

一票

2月1日、巷では面白い選挙があった。
改革という仮面を被り、明日にも相撲界が変わるような意気込みを見せる貴乃花親方を神のように報じる大マスコミ。
一門に対し造反までした安治川親方の一票は本当に今の相撲界に変革をもたらすだろうか。
一夜でコロコロ変わる相撲関係者達 の会見はお笑いより面白い。
一晩で英雄から裏きり者になってしまう。
反省会で造反者捜し、「いずれわかってしまうから、名乗り自分なりのケジメをつける」と言い出した安治川親方。
それがそれが、一晩で「辞めない!」くるっと人生観まで変わってしまう一門の家族愛って素晴らしいものだ。
彼の一票はウソという盾に身を衛って来た朝青龍を引退させたかもしれない。
涙を流しながら自分なりのケジメをつけると…。お笑いだ。気がつくのが遅い。
ファン太郎をNHKでみることは無いだろうが、もちろんNHKはもともとコマーシャルがないが…。私は朝青龍のそのCMはすきだった。
今まで品格が無いとお騒ぎをしたマスコミや評論家達は素晴らしい横綱だったと褒めはじめた。引退の花道かもしれないが…。

一方、昨年炎天下の選手での一票の重みを完全無視した検察は小沢氏不起訴、秘書三人の起訴だけで終わった。検察の完全敗北。
「小沢=悪」の方程式は成り立たなくなった。
これから民主党が主導する政治になるのだろうか。
いいや、まだまだ無理だろう。
6月の参議院選挙までには遠い道のりであろう。もう一回の一票が必要であろう。
参政権かない私には関係がない話であるが…。
外国人参政権の法案はいつ通るだろうか。
「コンクリートから人へ」という民主党のマニフェスト実現の為にも力強い一票が必要だろう。

2010年2月3日水曜日

挨拶

こんにちは~、パクちゃん家のパクです。

巷では検察と警視庁が政治と相撲界のことで頭がいっぱいでしょう。
「秘書に任せてきた」とする小沢幹事長、「酔っぱらって記憶にない」朝青龍のことで…。
しかし、小沢幹事長の問題は検察の完全敗北に終わりそうだ。頑張れ…日本を変えよう小沢さん! 
検察の暴走で始まり暴走で終わった。今までの「小沢=悪」を演出してきた検察や大マスコミも「小沢不起訴」で大汚点でしょう。

相撲界の問題児、朝青龍はウソにウソを重ね早くも幕引きを考えているらしい…。
「助けて! 殺される」という悲鳴で集まった大勢の警察官は「あなたの味方ですから」といい現行犯をそのまま返したらしい…。
朝青龍調査委員会も「酔っぱらっていて覚えていない」という人に事情を聴く予定はないと…。
マネジャーや運転手の話をすべて信じる友綱委員長。これはこれは…。
それじゃ…、世論というか人々は納得いかないだろう。
警視庁が朝青龍を呼んで事情を聴くかを検討しているらしい…。

毎週水曜日は店の定休日。
朝から歯科で歯の治療、歯も加齢により弱くなってきたのかな~。
それよりカニをカラごとがぶっと…。
食べ物を美味しく食べるには歯が一番大事であろう早く治して美味しく食べたい。

そうだ! なぜ私がパクちゃん家というブログを開き何年ぶりに文章を書いている理由を話さなければ…。
暇だから…、皆がやっているものだから、時代遅れになりたくないから…、などなど。
波乱万丈な小さな自分史でも書こうとしているかもしれない…。
今日から私も華々しくブログデビューしました。よろしくお願いします。
楽しいブログを目指して頑張ります。