2010年2月7日日曜日

一票

2月1日、巷では面白い選挙があった。
改革という仮面を被り、明日にも相撲界が変わるような意気込みを見せる貴乃花親方を神のように報じる大マスコミ。
一門に対し造反までした安治川親方の一票は本当に今の相撲界に変革をもたらすだろうか。
一夜でコロコロ変わる相撲関係者達 の会見はお笑いより面白い。
一晩で英雄から裏きり者になってしまう。
反省会で造反者捜し、「いずれわかってしまうから、名乗り自分なりのケジメをつける」と言い出した安治川親方。
それがそれが、一晩で「辞めない!」くるっと人生観まで変わってしまう一門の家族愛って素晴らしいものだ。
彼の一票はウソという盾に身を衛って来た朝青龍を引退させたかもしれない。
涙を流しながら自分なりのケジメをつけると…。お笑いだ。気がつくのが遅い。
ファン太郎をNHKでみることは無いだろうが、もちろんNHKはもともとコマーシャルがないが…。私は朝青龍のそのCMはすきだった。
今まで品格が無いとお騒ぎをしたマスコミや評論家達は素晴らしい横綱だったと褒めはじめた。引退の花道かもしれないが…。

一方、昨年炎天下の選手での一票の重みを完全無視した検察は小沢氏不起訴、秘書三人の起訴だけで終わった。検察の完全敗北。
「小沢=悪」の方程式は成り立たなくなった。
これから民主党が主導する政治になるのだろうか。
いいや、まだまだ無理だろう。
6月の参議院選挙までには遠い道のりであろう。もう一回の一票が必要であろう。
参政権かない私には関係がない話であるが…。
外国人参政権の法案はいつ通るだろうか。
「コンクリートから人へ」という民主党のマニフェスト実現の為にも力強い一票が必要だろう。